入社のきっかけと決め手を教えてください。
前職では飲食店の店舗開発を手掛けていたのですが、コロナ禍の打撃の中で、社会情勢に左右されず成長を続けるような業界に挑戦したいという想いが強くなり、IDEAに入社しました。新しいクリニックを出店するにあたり、物件探しから契約手続き、施工図の発注と図面調整、施工管理…と開院まで一気通貫で担当しています。以前の職場では、内装工事をメインに担当していたため、物件探しなどはほぼ未経験。先輩方に一つひとつ丁寧に教えていただくことで、今では全工程を一人で担当できるようになりました。新規店舗と改修工事を合わせると毎年20〜30件ほどの案件に携わることができ、多彩な経験の中で、着実にスキルアップできる環境です。
クリニックの店舗開発はどのような点が重視されますか。
店舗というと目立つほどいい、というイメージがあるかもしれませんが、弊社のクリニックは、コンプレックスを抱えている方が来院することが多いため、ひと目につかずにさっと中に入れるような物件選びが求められます。また、保健所や消防署など行政関係の検査が非常に厳しいのも、医療の店舗開発ならではでしょう。医療法が関わるため、「患者が薬品に触れられないような配置、仕組みになっているか」「転びそうなところはないか」「車椅子が通れるか」「救急搬送用の動線は確保されているか」など図面も細かく見られ、指摘事項も多く、勉強になることばかりです。私自身も患者になったときをイメージしながら、物件選びや図面チェックをするように心がけています。
IDEAで働く魅力はどこにありますか。
自分の裁量で仕事をどんどん進められ、若くても活躍できる環境である点です。転職で入ってきたスタッフが多いため、それぞれの専門知識を活かし、切磋琢磨できる環境だと思いますし、向上心のある方にとって非常に働きがいを感じられる会社だと思います。
私自身、様々な案件にスピード感をもって対応したことが評価され、2階級特進をさせていただくことができました。店舗開発は物件選びに悩みすぎると、タイミングを逃し、他社におさえられてしまうこともあります。迅速対応を徹底したことで、会社の意向にあった出店をでき、評価につながりました。頑張りを認めてくれる社風はうれしいですし、次への意欲の源となります。
どのようなところに仕事のおもしろさや、やりがいを感じますか。
ゼロベースから新しいクリニックを作れることがこの仕事のおもしろさ、喜びです。自分が手掛けたクリニックが開院後も順調に売上を伸ばしていくと安心しますね。
マーケット戦略に基づいた出店、ピンポイント立地での出店となるため、物件探しは店舗開発の肝。人気のある立地だと、他社と競合になることも少なくありません。オーナー様とコミュニケーションをとって関係性を深める中で、数社競合となる中でも「黒川さんにぜひ貸したい」と一個人を信頼していただき、無事契約できたときもやりがいを感じられる瞬間です。
IDEAの店舗開発には、物件情報を収集する能力、マーケティング能力、交渉力、法律や内装設備の知識など、幅広い力を求められます。今後も自分自身はもちろん、部下とともにさらなる知識のアップデートを図り、責任をもって新しいクリニックの開発を手掛けていきたいと思います。
